2020年11月13日

カニハサミイソギンチャク(軟体図鑑)

()



お元気ですか。

お久しぶりの軟体図鑑です。

面妖な軟体生物をご紹介しています。












IMG_2297.JPG

キンチャクガニ


手に毒イソギンチャクを持って威嚇する。

えげつないカニです。



ではなくて・・・。


手に持ってるイソギンチャクに注目してくださいまし。











IMG_6638.JPG

カニハサミイソギンチャク

イソギンチャク目オヨギイソギンチャク科。



手に持ってるところを確認できました。


ま、ツメですね・・・。

手ではありません。



キンチャクガニは片方のカニハサミイソギンチャクを無くすと、もう片方のカニハサミイソギンチャクを2つに分割して使用するようです。

両方無くすと他のカニのカニハサミイソギンチャクを奪って使用するらしい。



やっぱりえげつない(●´艸`)











IMG_6622.jpg

背中というか甲羅に毛が生えている。



どこかに自生しているカニハサミイソギンチャクを刈り取ってくるのではなく、稚蟹の頃から他のカニのカニハサミイソギンチャクを奪って養殖するらしい。

これはある種の共生であると思われるが、クマノミとイソギンチャクのような共生関係ではなく、キンチャクガニはあきらかにカニハサミイソギンチャクを武器として養殖 している。

カニハサミイソギンチャクのみで自生しているところの目撃例は無いそうです。

なのでカニハサミイソギンチャクはキンチャクガニに養殖されることにより子孫を残していると考えられる。



本当かどうか誰か研究してください!



もし生まれ変わったら超絶勉強して東大で水性動物の研究をしたい。


おでん東大(●´艸`)

焼きテビチです。



参考にならなくてもPUSHしましょう





Copyright (C) 2014 海底奉行corporation

buddy diving バディーダイビング


posted by 海底奉行 at 21:11 | Comment(0) | ダイビング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。